「ここまで浸水」標識に 国交省、豪雨被害の記録保存 熊本県人吉市

熊本日日新聞 | 2021年03月25日 09:44

昨年7月の豪雨による浸水の高さを示す標識が設置された人吉市九日町の電柱。実際に水が達した位置と、通行人の目線の高さに2枚の標識で示している

 国土交通省は23日、昨年7月の豪雨で球磨川の洪水被害を受けた熊本県人吉市中心街の2カ所に、実際に浸水した高さを示した標識を設置した。目に見える形で浸水被害の記録を残し、防災意識を高めてもらいたいという地元町内会の要望を受けた。

 九日町(地面からの浸水の高さ4・7メートル)と、紺屋町(同2・6メートル)の2カ所。国道445号沿いの電柱に通行人の目線の高さに1枚(縦60センチ、横33センチ)と実際に濁流が達した浸水位に1枚(縦40センチ、横33センチ)の2枚をセットで取り付けた。

 九日町町内会の勘米良孝会長(74)は、自宅兼店舗の2階の床上まで浸水。この日の設置作業に立ち会い、「人吉を訪れる人たちにも、この標識を見て浸水被害の恐ろしさを知ってほしい」と話していた。

 同省八代河川国道事務所は「7月豪雨で被災した他の自治体にも呼び掛け、要望があれば設置したい」としている。(中村勝洋)

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