バス事故の邦人、全員が退院 マレーシア、運転手聴取へ

共同通信 2024年10月26日 17:35
 バス事故で負傷した邦人が入院した病院=26日、マレーシア西部タイピン(共同)
 バス事故で負傷した邦人が入院した病院=26日、マレーシア西部タイピン(共同)

 【タイピン共同】マレーシア西部ペラ州タイピンで日本人が死傷した観光バス事故で、地元警察は26日、負傷して入院していた日本人が全員退院したと明らかにした。共同通信の取材に答えた。警察によると、運転手は違法薬物関連で指名手配されていた人物で、入院中のため回復を待って事情を聴く方針だ。

 入院していた大阪府の女性は事故当時の様子を「衝撃がきつく、気付いたら体が飛んでいた」と語った。初めてのマレーシア旅行は「こんなことになったが、命があって良かったとしなければ」と疲れた様子だった。

 事故が起きたのは昼食後で眠っている人もいたという。女性は「突然ドーンという衝撃があった」と振り返った。シートベルトを締めていたが、顔面を強く打ち、手術を受けた。

 26日に退院した女性は右足のふくらはぎに包帯を巻き、車いすで病院の玄関に出てきた。

 和歌山県の女性も「うとうとしていたが、衝撃で目が覚めたらすごいことになっていた」と振り返る。シートベルトをしていたが、上半身を強く打ち、唇を何針も縫うけがをした。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧