台湾と日本、半導体で交流室設置 TSMCと連携の地元大学
【台北共同】台湾の半導体研究をリードする国立陽明交通大学が、日本の大学や企業との連携を強めるため「台日交流推進室」を設置した。同大は半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の本社がある台北近郊の新竹サイエンスパーク(科学園区)に隣接しており、地の利を生かして全面的な交流につなげたい考えだ。
発足式が10月14日に開かれ、責任者の同室主任に就任した交通大の寒川誠二講座教授(東北大特任教授)は「交通大学と日本の大学の橋渡しをしたい」と意気込んだ。
交通大はTSMCとも研究や教育で協力し、校内に「共同研究開発センター」を設置。台日交流推進室も同じ建物に入った。
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