イスラエル、イランへ反撃 核・エネルギー施設含まれず
【エルサレム、テヘラン共同】イスラエル軍は26日未明(日本時間同日朝)、イランの軍事施設への「精密攻撃を実施している」と発表した。イランによる継続的な攻撃への反撃だとした。イスラエルメディアなどによると、反撃の主な標的はイランの防空システムと革命防衛隊の基地で、核施設やエネルギー関連施設は含まれなかった。イランが再報復に踏み切るかどうかが焦点で、報復の連鎖による衝突拡大が懸念される。
イラン防空当局はイスラエルが北部テヘラン、南西部フゼスタン、西部イラムの3州にある軍事施設を攻撃し、複数の場所が限定的な被害を受けたと発表。被害の詳細などは明らかにしなかった。国営イラン放送は、首都テヘラン郊外への攻撃で防空システムが作動したと報じた。
イスラエル軍は反撃の「第2波」としてイラン南部を攻撃し、26日午前、反撃を終えたと発表した。イスラエル軍は、イランが昨年10月以降、親イラン武装勢力を使ってイスラエルを攻撃していると非難し、主権国家として「対応する権利と義務がある」と主張した。
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