ガザ停戦交渉前に北部の病院襲撃 イスラエル、軍事圧力強化
【エルサレム共同】イスラエル軍は25日、パレスチナ自治区ガザ北部で、負傷者や職員計600人が残る病院を襲撃した。中東メディアが伝えた。27日に再開する見通しのガザ停戦交渉を前に、軍はイスラム組織ハマスに対する圧力を強化。ハマスは拘束している人質の解放条件として攻撃停止を求めており、交渉への影響が懸念される。
襲撃を受けたのはガザ北部ベイトラヒヤにあるカマルアドワン病院。ガザ北部で稼働している数少ない病院の一つだ。保健当局は病院の発電機が停止し、集中治療室で子ども2人が死亡したと説明。WHOのテドロス事務局長は、病院の職員と連絡が取れなくなったと明かし、強い懸念を示した。
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