空自の緊急発進358回、上半期 66回減、警告の火炎弾発射も
防衛省統合幕僚監部は17日、領空侵犯の恐れがある外国機に対し、航空自衛隊の戦闘機が今年4~9月に緊急発進(スクランブル)した回数は、昨年の同時期から66回減の358回だったと発表した。
長崎県の男女群島沖で8月、中国軍の情報収集機が領空侵犯。9月には北海道礼文島周辺でロシア軍機が3回にわたって領空に入り、空自機が警告のためフレア(火炎弾)を発射した。防衛省は「中ロの活発な活動を示す顕著な事例が確認されている」としている。
防衛省によると、国別では中国が最多の241回で7割近くを占めたが、昨年の同時期から63回減少し、全体を押し下げた。ロシアは5回増の115回。いずれも情報収集機が多かった。
空自に四つある航空方面隊ごとの回数では、沖縄県周辺を担当する南西航空方面隊が211回で最多、北海道や東北周辺を受け持つ北部航空方面隊が90回で続いた。
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