福島原発、10回目の処理水放出 東電、来月までに7800トン
東京電力は17日、昨年8月以来、通算10回目となる福島第1原発からの処理水の海洋放出を開始した。2024年度としては6回目で、11月4日までに約7800トンを放出する。
東電によると、放出する処理水に含まれるトリチウムなどの放射性物質は、事前の分析で国や東電が定めた基準を満たすことを確認している。
処理水の放出は昨年8月24日に始まり、今月14日までの計9回で約7万トンを放出した。13日に採取した海水から1リットル当たり33ベクレルのトリチウムを検出したが、東電が設けた放出停止の基準(700ベクレル)や世界保健機関(WHO)の飲料水基準(1万ベクレル)は大きく下回る。
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