中国、福島処理水採取に参加 IAEAが発表
【ベルリン共同】国際原子力機関(IAEA)は15日、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を検証するため、原発周辺で海水を採取したと発表した。IAEAと日本政府が9月に合意したモニタリング(監視)体制拡充に基づき、中国と韓国、スイスの分析機関の専門家も参加した。体制拡充後、中国側の専門家が海水採取に参加したのは初めて。
日中両政府は9月、中国が全面停止してきた日本産水産物の輸入再開に向け、IAEAの枠組みの下、中国側が試料の採取や分析に参加することで合意している。
IAEAは7日から15日にかけ、原発周辺で海水や水生生物、水産物などの試料を採取した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
PFAS水質管理強化へ 目標から基準に格上げ、環境省
共同通信 -
原発5キロ圏の児童ら避難訓練 12月再稼働、島根2号機
共同通信 -
カメラ2台目も動作正常 福島第1、デブリ採取装置
共同通信 -
屋内退避の継続は3日間が目安 原子力規制委が中間まとめ
共同通信 -
福島原発、10回目の処理水放出 東電、来月までに7800トン
共同通信 -
使用済み核燃料は六ケ所村工場へ 中間貯蔵で保管後、経産省方針
共同通信 -
プラダ開発の宇宙服公開 国際月探査で着用へ
共同通信 -
高浜原発50年超え運転へ 国内初、原子力規制委認可
共同通信 -
低炭素エネ、30年代の主役に IEA予測、石油は減少
共同通信 -
高浜原発、50年超え運転認可 国内初、原子力規制委
共同通信