高所得者の年金停止要望、関経連 「痛み伴う改革を」
関西経済連合会は16日、中長期的な税財政の在り方に関する提言を公表した。年金以外の所得が多い高齢者に対し、老齢基礎年金(国民年金)を停止するか支給額を減らすべきだと訴えた。常陰均副会長(三井住友信託銀行特別顧問)は記者会見で「現行の社会保障制度を維持するのは困難で、一部に痛みを伴う改革が必要だ」と指摘した。
日本の家計金融資産のうち、60代以上の保有比率が6割を超えている現状を踏まえた。年金を減らすべき所得は「一定以上」とし、具体的な水準には踏み込まなかった。
歳出削減を巡っては、疾患の重篤度や発生確率に応じて負担割合を変えることを盛り込んだ。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「経済」記事一覧-
自動車業界は適正取引を 中部経産局、トヨタは是正策説明
共同通信 -
最低賃金の引き上げアピール合戦 時給1500円に経営側困惑
共同通信 -
TSMC、第2工場は年内着工 予定通りと運営会社社長
共同通信 -
全日空、成田で貨物新施設に集約 21日供用開始、省人化図る
共同通信 -
スーパー大手、大阪で火花 ライフ、オーケー進出に対抗
共同通信 -
スズキ、インド生産車を発売 小型SUV、254万円から
共同通信 -
関電、赤穂発電所を廃止へ 重油燃料火力、25年7月で
共同通信 -
東京円、149円台前半
共同通信 -
利上げ「慎重にやるべき」 日銀の安達審議委員が会見
共同通信 -
東証プライム、女性役員16% 推移順調も社内登用伸びず
共同通信