関電、赤穂発電所を廃止へ 重油燃料火力、25年7月で
関西電力は16日、重油や原油を燃料とする火力の赤穂発電所1、2号機(兵庫県赤穂市、出力計120万キロワット)を2025年7月末で廃止すると発表した。重油は石炭や液化天然ガス(LNG)よりもコストが高いことから近年の稼働率は低く、運転開始から36、37年経過したため廃止を決めた。今後、経済産業省に届け出る。
赤穂発電所の跡地は、温室効果ガスの実質排出量がゼロの電源設備として活用を検討する。関電は原発の稼働率が高い。再生可能エネルギー由来の発電も普及し、二酸化炭素(CO2)排出量が多い火力発電は稼働率が低下している。
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