全日空、成田で貨物新施設に集約 21日供用開始、省人化図る

共同通信 2024年10月16日 19:04
 報道陣に公開された全日空の新貨物施設=16日午後、成田空港
 報道陣に公開された全日空の新貨物施設=16日午後、成田空港

 全日本空輸は、成田空港内に点在する自社の貨物取り扱い場所の大半を新たな施設に集約し、21日から供用を始める。業務効率化が狙い。16日、内部を報道陣に公開した。自動運転の運搬車両を投入し、省人化を図る。

 同社によると、新施設は2階建てで延べ床面積は約6万1千平方メートル。自社で運用する貨物施設の中で最大となる。生鮮食料品や医薬品向けの温度管理設備を拡充するなどした。空港内で稼働を続けるもう一つの施設と合わせて、同社が取り扱いできる量は従来比約25%増の年間50万トン程度となる見通し。

 記念式典で、全日空の井上慎一社長は「成田で新たな物流の未来を築きたい」とあいさつした。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧