戦争終結、来年実現を ゼレンスキー氏、支援継続求める
【ベルリン共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は11日、ドイツのショルツ首相とベルリンで会談し、対ロシア戦争の「勝利計画」を説明した。会談前に記者会見し、戦争を終結させるための勝利計画が「2025年には実現することが望ましい」と述べ、欧米に支援継続を求めた。
ドイツでは12日にウクライナ防衛支援に関する首脳級会合が予定されていたが、バイデン米大統領が米国のハリケーン対応を優先したため延期となり、ゼレンスキー氏は自ら欧州を歴訪。ドイツに先立ち10、11両日に英国とフランス、イタリアで各首脳と会談した。
ゼレンスキー氏は会見で「ウクライナは世界のどの国よりも、この戦争を公正に終結させたいと望んでいる」と強調。戦闘拡大を防ぎ、人命を救うため、ドイツや同盟国の支援が来年も続くことが重要だと訴えた。
ショルツ氏は、年末までにベルギーやデンマークなど他の同盟国と共に防空システムやゲパルト対空戦車などを含む14億ユーロ(約2280億円)相当の軍事支援をすると表明した。
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