鳥島近海地震「今後発生も」 政府調査委員長が指摘
政府の地震調査委員会は9日、定例会合を開き、9月24日に東京・伊豆諸島の鳥島近海で発生した地震後の状況などを議論した。会合後の記者会見で平田直委員長(東京大名誉教授)は地震について「周辺の火山活動が関連した」とした上で「過去に同規模の地震が繰り返し起きており、今後も発生する可能性がある」と指摘した。
9月に発生した地震の規模はマグニチュード(M)5・8。調査委によると、八丈島八重根で70センチの津波が観測されたほか、千葉―鹿児島県の太平洋沿岸でも観測された。
8月に宮崎県沖の日向灘で発生した地震(M7・1)も議論し「地震活動は継続しているが、地震回数は減少」と評価した。
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