デブリ採取装置のカメラ交換 東電、福島第1原発2号機
東京電力は7日、福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)の試験的取り出しに使う採取装置のカメラが復旧せず、交換すると明らかにした。ただし現場で交換できるかどうか確認作業が必要で「スケジュールは精査中」としている。
映像が送れなくなったのは装置に4台あるカメラのうち先端の2台。装置を原子炉格納容器から引き抜き、収納箱の中でカメラの電源を入り切りするなど復旧を試みたが映像は戻らず、カメラの故障の可能性が高いと判断した。
交換は収納箱側面にある50センチ四方の窓を開け、作業員の手作業で行う予定。放射性物質の汚染拡大防止のため、周囲を覆う小部屋を設置するとしている。
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