23年、世界の河川「最も乾燥」 米大陸は干ばつ多発
【ジュネーブ共同】国連専門機関の世界気象機関(WMO)は7日、世界の水資源の現状を分析した報告書を発表した。2023年は河川の流量が過去約30年間で最低で「最も川が乾燥した年だった」と指摘した。氷河の消失は過去約50年間で最大。米大陸で干ばつも多発したと振り返った。WMOは「生活や生態系に代償を伴う形でさまざまな警告を受けている」として緊急対策の必要性を訴えた。
報告書によると、23年は観測史上最も暑い年となった。
米国ではミシシッピ川流域で地下水が3年連続で減少。南米のアマゾン川流域では、ブラジル北部マナウスの港の水位が1902年以降で最低となった。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
女川原発2号機、29日再稼働へ 東日本大震災被災地で初、東北電
共同通信 -
伊方原発3号機が原子炉停止 機器不具合、検査終了延期
共同通信 -
「マイクロRNA」でノーベル賞 発見した米の2教授に
共同通信 -
デブリ採取装置のカメラ交換 東電、福島第1原発2号機
共同通信 -
処理水対応、政府が全責任 経産相、全漁連会長と面会
共同通信 -
リニア環境保全で意見交換 有識者と大井川流域の市町首長ら
共同通信 -
今月下旬以降に原子炉起動へ 女川2号機、発電再開は11月
共同通信 -
日本版GPS、11機体制へ 25年度に衛星開発本格化
共同通信 -
海水採取に中国の専門家も参加 IAEA調査団の処理水検証
共同通信 -
操業開始11月20日に延期 青森の核燃料中間貯蔵施設
共同通信