具体的な環境対策「曖昧」 希少生物への影響「量れない」 川辺川の流水型ダム環境アセス了承 自然観察指導員熊本県連絡会長・靎詳子さんに聞く

熊本日日新聞 2024年9月25日 22:30
 つる・しょうこ 1949年、宮崎市出身。90年代に旧川辺川ダム計画を知り、球磨川と山林の環境保護活動、ダムや産廃施設の反対運動に携わる。環境省が認定する環境カウンセラーなどとして研究や教育に注力。現在、自然観察指導員熊本県連絡会長。八代市で薬局を営み、2003年から市議1期を務めた。

 国土交通省が球磨川の支流川辺川に建設する流水型ダムについて、学識者の検討委員会が24日、「環境保全への配慮が適正になされる」とした国交省の環境影響評価(アセスメント)を了承した。球磨川などの環境保護・教育に取り組んできた自然観察指導員熊本...

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