山鹿代表の洋菓子店 「モンブラン」の頂へ 11月に山鹿市鹿北町で全国大会

熊本日日新聞 2024年9月28日 17:44
各店のモンブランを食べ比べる審査員=9月22日、山鹿市
各店のモンブランを食べ比べる審査員=9月22日、山鹿市

 クリの生産量が西日本一の山鹿市で、11月に開催される全国モンブラン大会の山鹿予選会が9月22日、菊鹿市民センターであった。市内4店舗が自慢のモンブランを出品し、洋菓子店「An(アン)」が全国大会の代表に選ばれた。

 全国モンブラン大会は、クリ産地がモンブランの一番人気を決める品評会。昨年、茨城県笠間市で初開催され、山鹿市の洋菓子店が優勝した。第2回大会を山鹿市が招致。今年発足した「やまが和栗振興協議会」の主催で11月16日、笠間市や岐阜県恵那市なども含む7市町が参加して鹿北町で開かれる。

 この日、素材に工夫を凝らした各店の逸品が並び、山鹿和栗を研究する熊本県立大生や料理人ら4組が味や風味・香り、見た目・こだわりの3項目で採点。審査員からは「クリのペーストの味かスイーツとしての完成度か、どちらを評価するかで迷った」との感想も出た。

 優勝した「An」の植田隆司さん(51)は「同じクリでも味や風味、食感を変えることができ、その変化を一つで楽しめる一品になった。全国大会でも山鹿和栗のおいしさを知ってもらいたい」と話した。(本田清悟)

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