キジ放鳥「元気に育ってね」 西原村と阿蘇市の子どもたち 熊本県猟友会が催し
熊本県猟友会は17日、西原村と阿蘇市で生後6カ月のキジを放鳥した。保護や繁殖を目的に2017年に始めた。キジを村鳥に指定している西原村では初めて実施した。
同村小森の俵山交流館「萌[もえ]の里」横の原野では、にしはら保育園児36人が26羽を放した。同会メンバーの手を借りて、キジに触ると「つるつるしている」と大興奮。「3、2、1」のかけ声で手を離すと、キジは俵山に向かって飛び立った。園児の女児(5)は「羽がつるつるふわふわで、とっても大きかった。元気に育ってほしい」と笑顔だった。
阿蘇市蔵原の阿蘇みんなの森では、阿蘇小1年生35人が雌雄36羽を放った。女子児童は「抱っこした時、温かくて足がピクピク動いていた」と話した。
猟友会は10月上旬までに人吉や天草など7カ所で、児童や園児らの学習も兼ねて計200羽を放つ。(草野太一、宮崎あずさ)
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