山上被告の情状鑑定を却下 安倍氏銃撃事件、奈良地裁

共同通信 2024年9月13日 19:38
 山上徹也被告
 山上徹也被告

 安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などで起訴された山上徹也被告(44)の弁護団が、被告の生い立ちなどを分析する情状鑑定を請求し、奈良地裁に却下されたことが13日、分かった。弁護団が明らかにした。

 刑事責任能力の有無や程度を調べる精神鑑定と異なり、情状鑑定は生い立ちなどの心理的背景を調べ、量刑の参考にされる。弁護側は公判で被告が厳しい成育環境に置かれていたなどと主張して量刑を争うとみられ、別の立証方法を迫られそうだ。

 被告は、母親が多額の献金をした世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に恨みを募らせていたとされる。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧