旭川中2自殺、再調査委が報告書 いじめ防止法の理解欠如と分析

共同通信 2024年9月13日 19:27

 北海道旭川市の中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=がいじめを受け自殺した問題で、市は13日、いじめと自殺の因果関係を認めた再調査委員会の報告書を公表した。「被害者が心身の苦痛を感じる行為」をいじめとする「いじめ防止対策推進法」の定義の理解が学校関係者に欠けていたと分析し、心身の苦痛を正しく評価することを求めた。

 また学校では同法が設置を義務付けた「いじめ防止対策組織」が機能不全に陥っていたと指摘。全国各地の教育委員会に対策組織の状況を調査し、適切に運用するよう提言した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧