エムポックスで緊急宣言 アフリカ連合、大陸外拡大恐れも
【ナイロビ共同】アフリカ連合(AU)の疾病対策センター(CDC)は13日、コンゴ(旧ザイール)などのアフリカ各国でエムポックス(サル痘)が拡大しているとして緊急事態を宣言した。アフリカの外に広がる恐れがあり、ワクチン普及を支援する国際団体、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)は「世界が目を覚ます時だ」と訴えた。
CDCは2022年1月以降、疑い例を含む約3万8千件の感染例を把握。対策強化で国際社会の支援を求めている。カセヤ事務局長はオンライン記者会見で「脅威を取り除くために断固とした措置を取る」と表明した。
CDCは、抑止に最低1千万本のワクチンが必要だとしている。
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