RSウイルス、流行傾向続く 熊本県感染症情報

熊本日日新聞 | 2021年03月19日 14:00

 8~14日の熊本県感染症情報によると、乳幼児に多いRSウイルス感染症の患者262人が県内医療機関(50定点)から報告された。例年になく多い傾向にあり、県健康危機管理課は「流行が続く可能性が高い」と分析。特に生後半年以内の乳児は重症化の恐れがあり注意を呼び掛ける。

 報告数は前週より100人多く、3週連続増加。過去5年のこの時期は50人以下で突出して多い。11保健所別では菊池、宇城、熊本市で目立つ。全体の4割を1歳児が占める。

 県内は例年8~9月が流行期。現在の流行について同課は「原因は分からないが、マスクや手洗いを徹底してほしい」。予防策として人混みを避ける、おもちゃを消毒することも挙げる。

 RSウイルス感染症は鼻水やせきなどの症状が出る。2歳までに一度かかるとされ、成人後も再感染することがある。生後半年以内の乳児は細気管支炎や肺炎を起こすこともあるという。

 50定点報告はほかに感染性胃腸炎98人(前週比27人減)、突発性発疹43人(11人増)。全数報告分はレジオネラ症と梅毒各1人、百日ぜき2人だった。(川崎浩平)

記事アクセスランキング

  1. ${ranking.title}

※アクセス数(24時間以内)を元に集計

フォローする

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • youtube
  • note