体操女子床運動で順位変更 抗議4秒遅れ、メダル無効か
![体操の種目別女子床運動決勝で演技するアナ・バルボズ=5日、パリ(ゲッティ=共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-08PN2024081101000959.-.-.CI0003.jpg)
![体操の種目別女子床運動の表彰式で銅メダルを見上げるジョーダン・チャイルズ=5日、パリ(ロイター=共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-08PN2024081101000960.-.-.CI0003.jpg)
【パリ共同】国際体操連盟(FIG)は10日、パリ五輪の体操女子床運動決勝で13・700点をマークして4位だったアナ・バルボズ(ルーマニア)を3位に繰り上げると発表した。ルーマニア体操連盟から提訴を受けたスポーツ仲裁裁判所(CAS)が、13・766点だったジョーダン・チャイルズ(米国)の得点を13・666点に修正する裁定を下したため。
CASによると、5日の種目別決勝で米国チームが審判に採点の見直しを求めて0・100点の引き上げが認められたが、得点掲示から1分4秒後の抗議で、FIGが定める1分の制限時間を超えていた。メダルの返還についてはCAS、FIGともに声明に明記しなかった。