日本製機材、パリ五輪で活躍 ミラーレスカメラが主流に
![五輪会場周辺のイベントブースでパナソニックのターンテーブルを操作するDJ=7月、パリ](/sites/default/files/images/newspack/2024-08PN2024080301001107.-.-.CI0003.jpg)
![パリ五輪会場のソニーの撮影機材貸し出しブースに並ぶカメラ=7月、パリ](/sites/default/files/images/newspack/2024-08PN2024080301001108.-.-.CI0003.jpg)
![パリ五輪会場のソニーの撮影機材貸し出しブース=7月、パリ](/sites/default/files/images/newspack/2024-08PN2024080301001109.-.-.CI0003.jpg)
パリ五輪・パラリンピックでは選手だけでなく、日本メーカーの電子機器も活躍している。選手が躍動する瞬間をおさえるカメラは多くの場面で使われているほか、新競技ブレイキンではDJが操作するターンテーブルに日本製が採用された。カメラ各社は、自社製品の貸し出しも行っており、新たな顧客獲得に向けて魅力をアピールする場にもなっている。
シャッター音が出る一眼レフに比べ、静音性に優れ高速連写できるミラーレスカメラは近年、プロも積極的に使用する。パリ五輪を取材するカメラマンによるとミラーレスが主流になっているという。会場ではメーカー各社が機材の貸し出しや修理のための専用ブースを出している。
カメラ製品のほぼ全てがミラーレスのソニーのブースは、これまでの五輪ではキヤノン、ニコンと比べ小規模だったが、今回は2社と同程度に広げた。1月に発売したシャッタースピードの速さが特長の最新モデルを中心に約600台、レンズは約1300本そろえた。大容量の撮影データを短時間で送信できる通信端末も貸与する。