裁判傍聴妨害の交通費返納 横浜市前教育長ら

共同通信 2024年7月31日 20:42

 横浜市教育委員会が教員による性犯罪事件の裁判で傍聴を妨害していた問題で、市教委は31日、職員226人に支給された裁判所への交通費計12万7622円が、動員実施を決定した鯉渕信也前教育長や関係部長らから自主返納されたと明らかにした。返納は29日付。

 弁護士による検証チームが26日に発表した報告書では、傍聴は業務命令によるもので、参加した個々の職員に返還義務はないとの判断を示していた。

 職員が傍聴に動員された時間から、給与ベースで換算した計約343万円については、交通費と異なり、傍聴で新たに発生したものではなく、返納の予定はないとしている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧