中間貯蔵の事業開始、9月以降か 使用済み核燃料、青森・むつ

共同通信 2024年7月31日 19:18

 青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設を運営するリサイクル燃料貯蔵は31日、燃料を置く貯蔵建屋や安全対策設備を報道陣に公開した。9月までに東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)から燃料が搬入される見通しで、貯蔵事業の開始時期について高橋泰成社長は報道陣に「8月中は日程がタイトだ」と説明し、9月以降になるとの見通しを示した。

 貯蔵する燃料は、放射線の閉じ込めや遮蔽機能がある高さ約5・4mの円柱状の金属キャスクで管理する。貯蔵建屋は電源がいらない空冷式で、この日は燃料の入っていない訓練用のキャスクが置かれていた。津波対策として海抜約30mの高台に設けた予備の活動拠点や電源車も公開した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧