太陽光パネルの廃ガラスを再利用 2030年代後半の大量廃棄対策
![タミヤ製作所の関係者(左)と記者会見する新見ソーラーカンパニーの佐久本秀行社長=31日午前、奈良県田原本町](/sites/default/files/images/newspack/2024-07PN2024073101001858.-.-.CI0003.jpg)
太陽光発電パネル施工販売「新見ソーラーカンパニー」(岡山県新見市)と太陽光パネル製造「タミヤ製作所」(奈良県田原本町)は31日、廃棄パネルから取り出した廃ガラスを元の素材に戻し、新たな太陽光パネルとして再利用できたと発表した。2030年代後半に到来するパネルの大量廃棄を見据え、一つの対策を示した。
新見ソーラーが開発したパネル分解装置で廃パネルから高純度のガラスを取り出し、新たなパネル用板ガラスを製造。用意した銅線や、太陽電池の最小単位の部品「セル」などと合わせて組み立て、太陽光パネルに再利用した。
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