松山城、江戸時代から災害懸念か 3人死亡の土砂崩れ現場調査
![松山市で起きた土砂崩れの調査結果を報告する愛媛大のバンダリ・ネトラ・プラカシュ教授=28日午後、松山市](/sites/default/files/images/newspack/2024-07PN2024072801001148.-.-.CI0003.jpg)
松山市の松山城山麓で3人が死亡した土砂崩れを巡り、地盤工学や歴史学の専門家による愛媛大のチームが28日、現地の調査結果を大学関係者らに報告した。現場付近から江戸時代に作られた砂防設備とみられる石積みが見つかったとし、当時から地盤の脆弱さや土砂災害の恐れが認識されていたとの見方を示した。
報告した胡光教授(日本史)は、石積みは比較的小さかったとして「大規模な土砂崩れは予想されていなかったが、江戸時代にも小規模の土砂崩れが起きていた可能性がある」と説明した。
現場周辺は土砂災害警戒区域の指定地域と指定外地域が混在していた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
静岡・菊川の住宅で3人死亡 県警、殺人容疑で捜査
共同通信 -
ヘリ墜落を航空事故認定、運輸安全委調査へ
共同通信 -
福岡・柳川でヘリ墜落、2人死亡 佐賀民間航空の操縦士と整備士
共同通信 -
御嶽山噴火遺族が慰霊登山 9月で10年、黙とうし献花
共同通信 -
山形で断水1000戸新たに判明 不明の警官か、1人発見
共同通信 -
被爆者団体の8割、次世代が関与 アンケート、36都道府県
共同通信 -
静岡の住宅で3人死亡、殺人容疑で捜査
共同通信 -
福島原発事故、悲劇繰り返すな 原水爆禁止世界大会が開幕
共同通信 -
原爆の惨状「世界へ」 被爆者、若者をハワイに派遣
共同通信 -
朝鮮人「過酷な労働」佐渡で展示 登録受け、「強制」の文言なし
共同通信