地域の緊張拡大「容認せず」 イラン、イスラエルけん制
【テヘラン共同】イランのペゼシュキアン次期大統領の特使は20日、イスラエルによるイエメンの親イラン武装組織フーシ派攻撃を巡り、イスラエルの後ろ盾である米政府に「地域の緊張拡大を容認しない」とけん制した。オマーン政府と在イラン・スイス大使館を通じて伝えた。外交筋が共同通信に明らかにした。
フーシ派を財政・軍事の両面で支援するイランは、敵対関係にあるイスラエルによるイラン領への攻撃を警戒。特使は「イラン国土へのいかなる攻撃にも強力に対応する」と主張し、レバノンの民兵組織ヒズボラなど中東各地の親イラン組織を支える立場を強調した。
イラン外務省報道官は同日、イスラエルを強く非難する声明を出した。
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