F16、近く6機配備か 戦力に差、東部で5人死亡

共同通信 2024年7月13日 08:55
 ドイツ北部の飛行場を離陸する米軍のF16戦闘機=2023年6月(ゲッティ=共同)
 ドイツ北部の飛行場を離陸する米軍のF16戦闘機=2023年6月(ゲッティ=共同)

 【リビウ(ウクライナ西部)共同】米ブルームバーグ通信は12日、ウクライナが航空戦力強化のため早期供与を求めているF16戦闘機について、今夏に6機、年末までに最大20機が配備される見通しだと報じた。情報筋の話として伝えた。

 ウクライナは航空戦力でロシアに大きく差をつけられ、広範囲で制空権を握られている。12日にも東部ドネツク州に空爆などの攻撃があり、同州のコンスタンチノフカとミルノフラードで少なくとも計5人が死亡し、10人以上が負傷した。

 欧米はF16を供与する方針を表明し、ウクライナ人パイロットの訓練が続けられている。

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