ラミー英外相、初外遊で訪独 欧州主要国と関係修復急ぐ
![6日、ベルリンを訪れドイツのベーアボック外相(左)と握手する英国のラミー外相(英外務省提供・共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-07PN2024070701000244.-.-.CI0003.jpg)
【ロンドン共同】ラミー英外相は6日、就任後初の外遊としてドイツを訪問し、ベーアボック外相と会談した。気候変動やロシアが侵攻するウクライナへの支援、中東情勢について協議したとみられる。主要な欧州の同盟国であるドイツを最初の訪問先に選び、英労働党のスターマー新政権が外交で最優先に掲げる欧州連合(EU)や欧州諸国との関係修復をアピールする狙い。
ラミー氏は7日にポーランドとスウェーデンを訪れ、ウクライナの支援強化や北大西洋条約機構(NATO)を通じた連携を協議する。9~11日に米ワシントンでNATO首脳会議に出席するスターマー首相にも同行する。