米、各国と停戦案協議へ 中東でCIA長官、米紙報道

共同通信 2024年7月7日 07:26
 CIAのバーンズ長官(ゲッティ=共同)
 CIAのバーンズ長官(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は6日、パレスチナ自治区ガザでの停戦案を巡り、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官がカタールの首都ドーハを近く訪れ、イスラエルや欧州各国の情報機関トップと協議すると報じた。イスラエルも訪問してネタニヤフ政権に合意を促す。

 昨年10月の戦闘開始から7日で9カ月。ガザ保健当局によると、ガザ側死者は3万8千人を超えた。米側は人道状況の改善と早期の人質解放を目指し、関係国に停戦実現を働きかける。

 ガザ保健当局は6日、中部ヌセイラトにある学校をイスラエル軍が攻撃し、16人が死亡したと発表した。学校は国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営。中東の衛星テレビ、アルジャジーラは、約2千人が学校に退避していたと伝えた。軍は、イスラム組織ハマスが周辺で活動していたと主張した。

 一方、イスラエル軍はレバノン東部バールベックで親イラン民兵組織ヒズボラの防空部隊の戦闘員を殺害したと明らかにした。ヒズボラが報復として攻撃を激化させる可能性がある。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧