時計窃盗で元巨人の投手有罪 ドラフト1位、松本竜也被告

共同通信 2024年7月5日 15:55
 巨人時代の松本竜也被告=2013年
 巨人時代の松本竜也被告=2013年

 清掃業務に訪れた部屋で腕時計を盗んだとして窃盗罪に問われたプロ野球・元巨人の投手で清掃業松本竜也被告(31)は5日、高松地裁で開かれた初公判で起訴内容を認めた。検察側は懲役1年6月を求刑し、地裁は懲役1年6月、執行猶予3年の判決を言い渡した。

 深野英一裁判官は判決理由で、換金目的で「安易かつ身勝手な犯行だ」と指摘。一方、被害者と示談が成立していることなどから執行猶予を付けた。判決によると1月10日午前、高松市内の住宅で腕時計2点(約33万円相当)を盗んだ。

 被告は英明高(高松市)時代に投手として甲子園に出場し、2012年にドラフト1位で巨人に入団した。

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