介護倒産、上半期最多の81件 人材確保競争が激化、物価高も

共同通信 2024年7月4日 19:44
 介護事業者の上半期(1~6月)の倒産件数
 介護事業者の上半期(1~6月)の倒産件数

 東京商工リサーチは4日、2024年1~6月の介護事業者の倒産(負債額1千万円以上)が81件となり、集計を始めた00年以降、上半期として最多を更新したと発表した。業界への新規参入が増加し、人材確保競争が激化。ガソリン代や光熱費、介護用品などの物価高騰による経費増も痛手となった。

 前年同期から50%増。これまでの最多はコロナ禍で利用者が減った20年の58件だった。

 高齢化に伴う介護需要の増加を見据え、新規参入は増える傾向にある。介護大手ニチイ学館を傘下に持つニチイホールディングスを日本生命保険が買収するなど異業種からの動きも目立つ。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧