函館の男性ダニ媒介脳炎 国内7例目
北海道函館市の保健所は3日、市内の70代男性がウイルスをもったマダニにかまれて罹患する「ダニ媒介脳炎」を発症したと発表した。国内での発症が確認されたのは、先月26日に発表された札幌市の50代男性に続く7例目。保健所は「山林に入る場合は長袖、長ズボンで、サンダルは避けてほしい」と呼びかけている。
男性は5月下旬に北海道南部で山菜採りをしたが、マダニにかまれたかは分からないという。同月31日に腕や脚がしびれて医療機関を受診し、検査の結果、7月1日に陽性と判明。意識障害やけいれんなどの症状も現れ、現在も入院している。
マダニは森林や草地に生息し、春から秋にかけて活動が活発化する。
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