新紙幣3日発行、20年ぶり刷新 世界初技術採用、企業対応遅れも

共同通信 2024年7月1日 17:20
 新1万円札に貼られた渋沢栄一の肖像のホログラム。見る角度により回転するように見える
 新1万円札に貼られた渋沢栄一の肖像のホログラム。見る角度により回転するように見える
 新紙幣の表面の見本。上から1万円札、5千円札、千円札
 新紙幣の表面の見本。上から1万円札、5千円札、千円札

 約20年ぶりの新紙幣発行が3日に始まる。1万円札の肖像は福沢諭吉から実業家の渋沢栄一に刷新するほか、偽造を防ぐために紙幣としては世界初となるホログラムを採用した。企業は券売機などの改修を進めるが、対応が遅れて新紙幣を使えないケースも出そうだ。

 紙幣のデザイン刷新は2004年以来で、1万円札、5千円札、千円札の3種類が対象。5千円札の肖像は樋口一葉から女性教育の先駆けとなった津田梅子に、千円札は野口英世から近代医学の基礎を築いた北里柴三郎にそれぞれ交代する。

 偽造防止に向けて最新技術を活用し、肖像の3D画像が回転するように見えるホログラム技術が採用された。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧