介護事業にジム活用も SOMPOとライザップ

共同通信 2024年7月1日 18:08
 資本業務提携に関する記者会見で、握手するSOMPOホールディングスの奥村幹夫社長(左)とライザップグループの瀬戸健社長=1日、東京都新宿区
 資本業務提携に関する記者会見で、握手するSOMPOホールディングスの奥村幹夫社長(左)とライザップグループの瀬戸健社長=1日、東京都新宿区

 SOMPOホールディングスとRIZAP(ライザップ)グループは1日、6月に結んだ資本業務提携に関する記者会見を東京都内で開いた。SOMPOの介護事業子会社と連携し、介護施設にライザップのトレーナーを派遣するなど、健康につながるサービスを検討する。保険販売やジム運営を通じて得た健康関連のデータを集約し、新たな商品開発も目指す。

 今回の提携では、SOMPOがライザップグループと子会社に計約300億円を出資する。ライザップ側は、小型のフィットネスジム「chocoZAP(チョコザップ)」の急拡大などで悪化した財務基盤を立て直す狙いもある。

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