国会議員所得、2530万円 衆参平均5年ぶり増

共同通信 2024年7月1日 10:24
 国会議事堂
 国会議事堂

 衆参両院は1日、国会議員の2023年分の所得に関する報告書を公開した。計693人の所得総額の平均は2530万円となった。前回22年分と比較し374万円増え、5年ぶりに増加に転じた。最高額は7億4679万円の自民党の中西健治衆院議員で、2年連続。上位10人のうち8人が自民で、2人が立憲民主党だった。

 中西氏は前回に比べて5億9949万円増加。2位の自民の鳩山二郎衆院議員は4億1701万円に上った。1億円超えは前回の2人から7人に増えた。新型コロナウイルス禍を踏まえ2割削減された議員歳費が22年8月から満額支給に戻ったことと併せ、平均額を押し上げる要因となった。

 政党別平均は自民が2811万円で7年連続首位。2位以下は参政党2648万円、国民民主党2367万円、日本維新の会2312万円、立民2247万円と続いた。

 中西氏は保有株式の売却益5億9684万円に加え、配当金1億2568万円を記載した。鳩山氏は非上場株式の売却益など3億9720万円を計上した。岸田文雄首相は3875万円で29位だった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧