ホームレスの取り締まり容認 米最高裁、オレゴン州内の市法令
【ニューヨーク共同】米連邦最高裁は28日、ホームレスらが公共の場で寝泊まりすることを禁じた西部オレゴン州グランツパス市の法令を容認する判断を下した。米国で急増するホームレスへの対策が課題となる中、各自治体が住居の確保といった支援よりも取り締まりの強化に傾く可能性がある。
ホームレスらは、他に選択肢がなく路上生活を強いられた人々への罰則は「過度な刑罰を禁じる憲法修正第8条に抵触する」と市を提訴。連邦地裁は2020年、連邦高裁は22年にいずれも法令を違憲と判断していた。
最高裁判決は、市の法令が定める罰則が罰金や公園への立ち入り禁止措置で「過度な刑罰とは言えない」と指摘した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「国際」記事一覧-
日中、瀋陽で友好書道展 愛好家ら、文化交流深め
共同通信 -
イラン大統領決選投票、激戦か 投票率、強硬派動向が左右
共同通信 -
中国、血を売る若者らが後絶たず 息子亡くした父の告発で発覚
共同通信 -
金正恩氏のバッジ初登場 内部統率に自信か
共同通信 -
中国共産党員、9918万人 2023年末時点
共同通信 -
蘇州の邦人切り付け、無差別か 中国人男、社会に不満も
共同通信 -
EU、ウクライナ支援に暗雲 親ロシアのハンガリーが議長国に
共同通信 -
中国、スマホ検査の規定施行 外国人の監視強化も
共同通信 -
仏総選挙、第1回投票始まる 極右急拡大、与党大敗か
共同通信 -
バイデン氏、9月に再び討論参加 交代論鎮静へ意欲強調
共同通信