個人農家や法人、90万下回る 24年、60歳以上が8割

共同通信 2024年6月28日 20:40
 農業経営体数の推移
 農業経営体数の推移

 農林水産省が28日発表した2024年農業構造動態調査によると、個人農家や法人などの「農業経営体」の数は前年比5・0%減の88万3300となり、比較可能な05年以降で初めて90万を下回った。200万を超えていた05年から一貫して減少が続いている。個人で農業を主な仕事にする「基幹的農業従事者」数は60歳以上の割合が8割で、高齢化が顕著だ。

 いずれも2月1日現在の数値。農業経営体の内訳は、個人経営体が5・2%減の84万2300だった。これに対し、会社法人や農事組合法人などの団体経営体は0・7%増の4万1千となり、個人農家が減る中、規模の大きい法人などが農地を引き受ける傾向が出ている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧