中国、前国防相らの党籍剥奪 重大な規律違反、収賄疑い
【北京共同】中国共産党の中央政治局会議は27日、重大な規律・法律違反があったとして、李尚福前国防相と魏鳳和元国防相の党籍を剥奪する処分を決定した。職務上の立場を利用し、違法に巨額の金銭を受け取った疑いが持たれている。国営通信新華社が伝えた。重要閣僚経験者2人を同時に処分するのは異例。習近平指導部は汚職を摘発する「反腐敗闘争」を徹底した形だ。
軍の規律検査委員会などが昨夏ごろ、李前国防相と魏元国防相の調査開始を決定。2人は職権を使い、人事で便宜を図ったり、不法に財物を受け取ったりしたとされる。新華社によると、「国防や軍隊の建設で極大な損害を引き起こし、劣悪だ」との指摘が出た。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「国際」記事一覧-
中国、スマホ検査の規定施行 外国人の監視強化も
共同通信 -
エルトン・ジョンさん労働党支持 7月4日の英総選挙
共同通信 -
金正恩氏が「経済問題」指摘 党総会2日目に演説
共同通信 -
米国が文言調整後も交渉停滞 ガザ停戦案、ハマス反発
共同通信 -
南部州にミサイル攻撃、7人死亡 30人以上けが、インフラ被害
共同通信 -
デヴィ夫人、被災地の花蓮訪問 台湾地震で1000万円寄付
共同通信 -
ガザ停戦案に米政権が文言追加か 米ニュースサイト報道
共同通信 -
イラン大統領選、決選投票へ 7月5日、改革派と保守強硬派
共同通信 -
バイデン氏、討論不振も撤退否定 NYタイムズは社説で交代要求
共同通信 -
韓国、外国人労働に「危険外注」 工場火災、少子化も背景
共同通信