南米ボリビアでクーデター未遂か 大統領府に軍が突入、その後撤退
![26日、ボリビア・ラパス中心部にある政府の建物の外に集まった軍関係者(AP=共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-06PN2024062701000435.-.-.CI0003.jpg)
【サンパウロ共同】南米ボリビアで26日、政府所在地ラパスにある大統領府に軍の兵士らが突入した。アルセ大統領が「クーデターの試みに直面している」と緊急声明を発表後、数時間で軍は撤退した。クーデターを画策したが、未遂に終わったとみられる。ロイター通信などが伝えた。これまでのところ死傷者は伝えられていない。
ボリビアでは2025年の大統領選に向け、アルセ氏とモラレス元大統領による与党の主導権争いが激しくなっていた。突入した兵士らは、陸軍司令官を解任されたスニガ将軍が率いていたとみられる。
アルセ氏はこの日、新たな陸軍司令官を任命。新司令官の指示で軍は撤退したという。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「国際」記事一覧-
金正恩氏が「経済問題」指摘 党総会2日目に演説
共同通信 -
米国が文言調整後も交渉停滞 ガザ停戦案、ハマス反発
共同通信 -
南部州にミサイル攻撃、7人死亡 30人以上けが、インフラ被害
共同通信 -
デヴィ夫人、被災地の花蓮訪問 台湾地震で1000万円寄付
共同通信 -
ガザ停戦案に米政権が文言追加か 米ニュースサイト報道
共同通信 -
イラン大統領選、決選投票へ 7月5日、改革派と保守強硬派
共同通信 -
バイデン氏、討論不振も撤退否定 NYタイムズは社説で交代要求
共同通信 -
韓国、外国人労働に「危険外注」 工場火災、少子化も背景
共同通信 -
蘇州で中国人女性の葬儀 邦人切り付け男阻止、刺され死亡
共同通信 -
対ロシア戦争の終結計画を準備へ 年末までに、ゼレンスキー大統領
共同通信