犠牲者出た跡地に献花台 松本サリン事件、27日で30年
長野県松本市でオウム真理教が猛毒サリンを噴霧し、8人が犠牲となった1994年6月の松本サリン事件から27日で30年となるのを前に、1人が亡くなった会社寮の跡地にある「田町児童遊園」に26日、地元2町会が献花台を設置した。近隣住民らが花を供え、祈りをささげた。
田町町会の吉見隆男会長(71)は当時、被害が比較的少なかった地域に住んでおり「原因が分からず、不安が大きかった」と振り返った。「事件のことは思い出したくない」と話す一方で、今も現場に来られない遺族がいることを報道で知り、献花台が訪問のきっかけになればと語った。
町会による献花台は初めてで、28日まで置く。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
台風17号、東日本影響も 沖縄は18号に警戒
共同通信 -
園児38人が給食で下痢や嘔吐 福岡、全員快方へ
共同通信 -
自衛官が10代娘に性的虐待 不同意性交罪で懲役6年
共同通信 -
能登豪雨で被災町に避難支援要請 町長「職員は疲弊」と県に苦言
共同通信 -
福島・双葉で花火1万発打ち上げ 復興や平和願い、能登へエールも
共同通信 -
復興支援の酒、ラベルに揮毫 一緒に頑張ろう、思い込め
共同通信 -
能登半島地震で地盤に変化か 国交省、決壊堤防を調査
共同通信 -
石川・能登豪雨で456人避難 発生1週間、地震に続き負担増
共同通信 -
強制労働を伝える資料館が再建 雪で倒壊、北海道・幌加内
共同通信 -
自民政調会長に小野寺氏起用へ
共同通信