熊本県内、22日は大雨の恐れ　気象台は「土砂災害や河川氾濫の警戒を」

熊本日日新聞 2024年6月21日 19:20
熊本県内、22日は大雨の恐れ　気象台は「土砂災害や河川氾濫の警戒を」

　熊本県内は22日、九州北部地方を梅雨前線が北上する影響で、警報級の大雨となる恐れがある。熊本地方気象台は22日朝から23日にかけて土砂災害や浸水、河川の氾濫などへの警戒を呼びかけている。

　気象台によると、21日午後6時からの24時間雨量は多いところで、熊本、阿蘇、球磨の各地方で100ミリ、天草・芦北地方で80ミリを予想している。1時間雨量は、最大40ミリの激しい雨を見込む。

　21日は大雨の影響で、JR豊肥線が肥後大津─宮地で始発から運転を一時見合わせた。肥薩おれんじ鉄道も上下計5本を運休した。線状降水帯が発生した鹿児島県と熊本を結ぶ九州産交バスの高速バスも運休するなどした。（後藤幸樹、馬場正広）

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