詩人の白石かずこさん死去 「聖なる淫者の季節」でH氏賞

共同通信 2024年6月19日 10:54
 白石かずこさん
 白石かずこさん

 独創的な詩作や朗読パフォーマンスで国際的にも活躍した詩人の白石かずこ(しらいし・かずこ、本名嘉寿子=かずこ)さんが14日、心不全のため東京都の自宅で死去した。93歳。カナダ生まれ。葬儀・告別式は親族のみで行う。喪主は夫菱沼真彦(ひしぬま・のぶひこ)さん。後日、お別れの会を開く。

 早稲田大在学中に第1詩集「卵のふる街」を発表。「聖なる淫者の季節」(H氏賞)で注目を集めた。

 自由で実験的な詩作を展開。従来の詩壇の枠にとらわれない積極的な活動で、女性詩人の先駆者となった。歴程賞や高見順賞、晩翠賞なども受賞した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「文化・芸能」記事一覧