WHO、パンデミック条約協議へ 総会開幕、技術移転で交渉難航
![世界保健機関(WHO)本部=スイス・ジュネーブ](/sites/default/files/images/newspack/2024-05PN2024052701001325.-.-.CI0003.jpg)
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)総会が27日、スイス西部ジュネーブで始まった。6月1日までの日程で、感染症の世界的大流行(パンデミック)の予防や対応を定めた「パンデミック条約」について協議する。今回の総会での妥結を目標としているが、ワクチン開発の技術移転などを巡って交渉は難航している。継続協議となる事態も見込まれる。
草案によると、各国の感染症予防や監視能力の向上にWHOが協力すると明記。病原体の情報の迅速な共有や医薬品の確保、科学的証拠に基づく正確な情報の発信の規定も盛り込まれている。
RECOMMEND
あなたにおすすめNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
コロナ定期接種が10月開始 高齢者ら対象、年度末まで
共同通信 -
受精卵の詳細観察に成功、秋田大 「不妊症の原因解明に役立つか」
共同通信 -
心の不調、若い世代7割「身近」 厚生労働白書案
共同通信 -
マイナ保険証利用、9・90% 前月比2・17ポイント増、6月
共同通信 -
マスク備蓄3億3千万枚、政府 感染症対応「ガイドライン」案
共同通信 -
診療報酬請求で違法な助言 訪問看護巡り福祉コンサル
共同通信 -
HPV救済接種、知って 7大学で周知キャンペーン
共同通信 -
移植合併症の原因菌特定 白血病など、治療薬に期待
共同通信 -
心臓手術用メス、急きょ販売終了 学会は代替機の開発要請
共同通信 -
AIで画像から肺機能推定 胸部エックス線、診断活用
共同通信