台湾、WHO総会の招待状届かず 「中国の圧力が原因」と外交部長

共同通信 2024年5月24日 21:14
 台湾の「青天白日満地紅旗」=2006年
 台湾の「青天白日満地紅旗」=2006年

 【台北共同】台湾の林佳竜外交部長(外相)は台北市で24日記者会見し、スイス・ジュネーブで27日から開かれる世界保健機関(WHO)総会に参加するための招待状が届いていないと明らかにした。中国の圧力が原因だと説明した。

 林氏は、台湾が世界に誇る健康保険制度を持っていることなどを強調し、台湾には世界の医療の発展に貢献する意志も能力もあると主張。中台の政治的争いと台湾のWHO総会参加は分けて考えるべきだとし、友好国と協力し参加に向け最後まで努力すると表明した。

 台湾は、中国が独立派と見なす民主進歩党(民進党)政権発足を受け、2017年以降は中国の反対でWHO総会への出席を阻まれている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧