HPV救済接種率、全国で約6% 厚労省、夏までに呼びかけ強化へ
子宮頸がんを予防するヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを巡り、厚生労働省は22日の専門部会で、積極的勧奨の中止により接種機会を逃した女性の救済措置として進められている「キャッチアップ接種」の2022年度の初回接種率が、全国で6・1%にとどまったと明らかにした。キャッチアップ接種は24年度で終了する。厚労省は自治体と連携して夏までに接種の呼びかけを強化する方針。
HPVに感染すると子宮頸がんなどの原因となる。HPVの特定の型に有効なワクチンが定期接種となっており、小学6年から高校1年に相当する女子が公費で打つことができる。
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