高齢者施設の服薬、昼1回に 学会提言、負担軽減に期待
日本老年薬学会は17日、高齢者施設での入居者の服薬回数を減らし、なるべく昼1回にまとめ簡素化することを推奨する提言を発表した。誤薬のリスクを減らし、本人や職員の負担軽減が期待される。提言作成に関わった同学会メンバーで薬剤師の丸岡弘治氏は「服薬回数を減らすことは医療安全上のメリットにもつながる」と話している。
学会によると、高齢者施設では処方薬が多い上、認知機能や運動機能の低下から服薬の介助が必要な入居者が多い。服薬のタイミングもさまざまで、職員の負担感が強く誤薬事故につながっていると指摘されている。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
外来診療混雑、感染対策を インフル報告最多で厚労相
共同通信 -
沢井、タミフル後発薬の供給停止 インフル流行で製造追いつかず
共同通信 -
「インシデント隠蔽」投稿 千葉大病院看護師か、内部調査
共同通信 -
呼吸器感染「予想の範囲」 中国の状況にWHO
共同通信 -
米国で鳥インフルエンザ初の死者 南部ルイジアナ州で、高齢の患者
共同通信 -
中国、呼吸器感染症が拡大 インドでも確認、ベトナムは注視
共同通信 -
付き添い入院、寝具費を補助 親負担軽減へ初の支援策
共同通信 -
酒に「がんのリスク」表示を 米国の医務総監が勧奨
共同通信 -
WHO、中国にデータ共有要請 コロナ起源巡り
共同通信 -
中国、コロナ初確認から5年 不満募る武漢、米中対立再燃も
共同通信