開通の道路が生活圏分断、住民「不便になった」 熊本市西区の都市計画道路 交通量増え、遠い横断歩道
4月19日に開通した熊本市西区の都市計画道路(延長2・1キロ)の一部区間で、道の拡幅に伴う交通量の増加と横断歩道の少なさに対し、地域住民から「不便になった」との声が上がっている。商業施設や病院に向かうため、横断歩道のない場所を渡る人も多く、住民は「いつか事故が起きる」と不安を口にする。
4月下旬の夕方、西区島崎の同道路の池田町花園線と野口島崎線。多くの車が行き交う中、高齢者や自転車に乗った子どもが道路を次々と横断。中には、道路中央で渡りきれずに立ち止まる高齢者もいた。
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